電気ショート
今回は電気事故の様子です。
お客様から「天井付近で火花が出て工場内の照明が消えた」との連絡を受け現場に伺いました。
「柱とデッキプレートの間から火花が見えた」との話から、確認するとケーブルが複数通っており
そのうちの1本がショートしていました。
写真で真っ黒に焦げているのが確認できます。
ケーブルや電線の接続はBOX等に収めて接続することにより、絶縁テープの剥離や外部からの衝撃
などから保護しなければなりません。
しかしながら裸で接続されている物も多く見受けられます。
この御客様も裸で接続して天井裏に押し込んでありました。
油が浮遊している工場なので絶縁テープの剥離が原因とも考えられます。
復旧にあたりBOXに収めて接続を行い、電源の漏電遮断器の動作確認をして作業を終えました。
今回は火の延焼は起きませんでしたが火事になる可能性もあります。
御客様には裸で接続されている箇所は危ないので、工場点検を行っていただくようお話をいたしました。
忙しくなる時期になります。安全に気を付けてお過ごしください。
2021年11月28日